シックリを味わうことでビックリがやってくる

投稿日:1 2015/11/01,

こんにちは。社長のコンシェルジュの松井太郎です。

キャラメルを食べた途端に、歯の詰め物が取れたことのある方もそうでない方も、
そんな時に限って、歯医者さんがお休みだった、診療時間外がだったり、
仕事が忙しくてなかなか治療に行けないよ~

という経験をされた方も多いのではないでしょうか。

今年の8月12日、私はまさにそのような状況でした。
詰め物が取れたのは、午後4時。
ほとんどの医療機関は明日からお盆休みが始まると言う中で、
打ち合わせを早々に切り上げ、自宅近くの歯医者さんに飛び込みました。

初めて行く歯医者さんだったので、もしかしてヤブだったらどうしよう?!
と思いながらも、ドアを開けると誰もいません。

「スミマセ~ン」と何度か声をかけると
奥から医者らしき初老の男性が出てきました。

「女の子(たぶん受付の女性のこと)が早く上がりたいというから帰らせたし、
もう今日は閉めようかと思っていたところなんや」

と、路地裏にあるスナックのマスターみたいなことを言ってました(笑)

「歯の詰め物を入れるだけやったらいいよ」という言葉も、
「ビール一杯ぐらいやったら、まぁいいよ」みたいな感じに聞こえてきて、
何とも言えない微妙な雰囲気でした。

そして、治療は10分もかからずに終わりました。

待合室からは、受付でパソコンの操作する先生の様子が見えました。
「あまりパソコン操作に慣れてなくて、えーっと、う~ん、900円で」

さすがに私も不安になって、
「先生、それ初診料とか入ってますかぁ?」
「ちょっと安すぎませんか?」と聞くも

結局、900円を支払って帰りました。
後ろを振り向くと、先生が慌ただしくシャッターを下ろしている姿が見えて、
「よほど早く帰りたかったんやな~」なんて、笑いがこみあげてきました。

ちなみにその詰め物は取れる前よりも、歯にシックリとしたいい感じです。

さて、今日はココからが本題です。

「業界大手○○会社の○○社長を紹介して欲しい」
社長のコンシェルジュは、よくこんなご依頼をお聞きしていました。

していました。と過去形で書いたのは...
先月からは、単に「紹介」するだけの依頼については、
基本的にお断りしているからなのです。

どうも「紹介する」だけの依頼は、
自分がこれまで築いてきた人脈を、何となく切り売りしているような感覚で、
私自身が「シックリ」ときていないということに気づいたんです。

企業のトップを紹介して欲しいという依頼の裏側には、
「自社の商品やサービスを直接、相手企業のトップに売り込みたい!」
という思惑があるからなのですが...

実際に依頼を受けてみて感じたことは、
トップに会って商談すれば何とかなる(=売れる)という
幻想(失礼!)を抱いているケースが意外に多いということでした。

これはある意味、初対面の合コン相手に、
いきなり「結婚してください!」というようなもので(汗)
よほどのことがない限り、
その場で結婚を承諾する人はいないでしょう(笑)

実は、かつての私も同じことをやっていた時期がありました。
だからこそ、自信を持って言いたいのです。

世の中の社長の多くは、「どうやったら売れるか?」
という視点だけで、ついつい無理な営業活動をやってしまいがちです。
その結果、本来であれば顧客になるであろう会社の多くを失っている
ことに気づいていないケースがあります。

「こんなに一生懸命にやっているのに、どうしてうまく行かないのか?」
もし、そう感じる人はいったん、今のやり方を止めてみてください。

そして、「ああーこんな商品(サービス)が欲しかったんだ!」
という顧客目線でシックリとくるやり方を体で感じてみてください。

体で感じた後に、自分自身にこう問いかけてみましょう。

「それをやると自分も相手も幸せですか?」

そうすれば、向こうからビックリするようなチャンスがやってきます。
これは会社や社長だけでなく、個人にも当てはまることなのです。

目の前のあなたは、
「本当はやりたくない無理をしている自分」に気づいていますか?

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
そんなあなたが大好きです!また次回お会いしましょう。