「売る」ということは「気づきを与える」こと。

投稿日:21 2014/12/21,

こんにちは。社長のコンシェルジュの松井太郎です。

今日は、スーツを新調しようと思い、某テーラーに出かけたときの話をしたいと思います。

店内で生地を選んでいると、ある店員が声をかけてきて、こうアドバイスしてくれました。

「お客様の体型でしたら、ブリティッシュスタイルが似合うかと思います」
私は、このアドバイスに少し驚きました。

当時の私は少し太っていたこともあり、ブリティッシュスタイルが似合うとは考えてもみませんでした。
私は店員のアドバイスに対して、「いや~、それはちょっと似合わないでしょう」と返しました。

しかし店員は「いえ、大丈夫だと思いますよ。一度試着してみてください」と勧めてきたのです。

そこまで言うのならと思い、試着をしてみると、これがピッタリ身体に合うのです。
気を良くした私は、試着したブリティッシュスタイルでスーツを新調しました。

家に帰ってから私は、クローゼットの中にあるスーツを着てみました。

すると、今までは似合っていたと思っていたスーツが、実は似合っていなかったことに初めて気づいたのです。
店員からアドバイスをもらわなければ、似合わないスーツをあつらえ続けていたことでしょう。

ここに大切な気づきがあります。
営業マンは、商品についての知識や、その商品があることで得られる素晴らしい世界を知っています。
しかし、お客様はそういった知識もそのような世界も知りません。

だからこそ、気づいてもらわなくてはなりません。

これまで培った知識や感性で、お客様に役立つ情報を正確に伝えることが大切です。
そうすることで、お客様は今まで気づかなかった商品の魅力や世界を知ることができ、
より人生を豊かにすることができるのです。

営業マンが売っているのは、商品ではありません。

営業マンが売っているのは、「気づき」なのです。

商品を通して、お客様に気づきを与えているのです。

そしてお客様は、自分の知らなかった世界を気づかせてくれる営業マンから、商品を買い続けるのです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また次回お会いしましょう。